事業内容

何をしている会社?

交通機関(自動車・電車・船舶等)、建築物や構築物(ビル・工場・橋梁等)、家庭電化製品や各種の工作機械などの大半は鉄で造られており、非鉄金属・木材・プラスチックなどが付着しています。これらは永久的に使用されるわけではなく寿命が来れば新しいものに取り替えられ、古い物は資源としてリサイクルされています。近年、限りある新しいものに取り替えられ、古い物は資源としてリサイクルされています。

そのリサイクルの一端をになっています。

処理加工品目

金属類

型鋼、鉄筋、鉄板、ダライ粉、ドラム缶・一斗缶・ジュース缶等 鉄製の物

非鉄金属屑

鉄以外の金属屑で、アルミニウム・ステンレス・金・銀・銅・ニッケル・コバルトです。アルミサッシなどが当てはまります。

廃プラスチック

廃棄物処理法により定められた20品目のうちの1つで、発泡スチロール、ナイロン、ベークライト、ポリウレタン、フィルム、合成建材・樹脂などです。

その他

家電品のような、金属に非鉄金属・廃プラスチック等が付着している物

加工製品

ギロチン加工製品

業界において最も多く使われている加工方法で、パイプや型鋼等の厚みがあり、長尺の材料や建物の解体に伴い発生する鉄筋屑等の材料を投入箱の中で仮圧縮してまとめた状態で、切断刃の下に送り出し一定の長さに切断(せん断)します。当社では、厚み150mmまでの鉄板が切断可能です。

シュレッダー加工製品

自動車や家電製品・自動販売機・OA機器・事務机等の什器類の非鉄金属(鉄以外の金属)や非金属(プラスチック・ゴム等の金属以外の物)などを処理する加工方法です。

シュレッダー(破砕)装置の高速で回転する円筒形のローターに取り付けられているハンマー(破砕刃)で材料を細かく破砕処理して、鉄・非鉄金属・非金属に分別し、リサイクルへまわします。

非金属はシュレッダーダスト(ゴミ)として処分されます。シュレッダー装置は、本体の他にプレシュレッダー(材料を本体に投入する前にある程度細かく前処理する機械)、磁力選別機(磁力による鉄の選別分離装置)、非鉄選別機(非鉄金属の回収と選別をする装置)や集塵装置(破砕・選別・分別時に発生する埃などを回収する装置)防塵設備(水分をミスと状と泡状の界面活性剤で粉塵の発生を抑える)とそれらを連結するコンベアを含めた大規模な設備です。当社のシュレッダーは、使用済み自動車なら1日当たり500~600台の破砕能力があります。

ダライ粉加工製品

旋盤加工等で発生したパーマ状・チップ状の切削屑で、材質は普通鋼の物。

ちなみにダライ粉の起源は[ダライ盤]旋盤。ドイツ語のDrehabnkが訛ったものと言われています。[ダライ粉]とは旋盤等から出る切り屑の事を言います。

当社は、大手自動車メーカー・工作機械メーカー等から発生する品物を加工処理しています。

新断加工製品

自動車のボディー・フェンダーや制御板など、薄板を加工する生産工場で発生する端板及び打抜き屑で、プレス加工したものとプレス加工していない物(通称:バラ)の二つのタイプがあります。切断あるいは圧縮加工を施した後、鉄スクラップとして主に高炉・電炉メーカーに納入しています。

ASR減容固化製品

平成9年に経済産業省(当時は通商産業省)の産業構造審議会の答申を元に公表された「使用済み自動車リサイクル・イニシアティブ)の中にASR(Automobile Shredder Residueシュレッダ−ダスト)の削減目標値を弊社の減容固化機で加工した成型品は2015年の数値目標をクリアーしており、現在、大阪湾広域臨海環境整備センター神戸処分場に海面埋め立てをしております。また、平成17年より完全施行されている自動車リサイクル法において弊社の減容固化機は経済産業省や自動車メーカーにより再資源化施設の認定を受けており、使用済み自動車のリサイクルに貢献をしております。能力は、4.5トン〜5.0屯/時間で、現在1000屯/月を成形加工処理しています。